●目次
WordPressには数多くのテンプレートタグが用意されており、サイトのカスタマイズやコンテンツの動的表示に役立ちます。テンプレートタグを理解し、適切に使用することで、より効果的にテーマを構築し、SEO対策にもつながります。本記事では、WordPressでよく使用されるテンプレートタグをカテゴリごとに整理し、その用途やコード例を詳しく紹介します。
サイト情報の取得と表示
bloginfo()やhome_url()を使用すると、サイトに関する基本情報を動的に表示することが可能です。例えば、サイトのタイトルやURL、テンプレートファイルの場所など、頻繁に使われるデータを簡単に呼び出せます。
PHP-WordPress
<title><?php bloginfo('name'); ?> | <?php wp_title(); ?></title>
<a href="<?php echo home_url(); ?>">ホームへ</a>
<link rel="stylesheet" href="<?php echo get_template_directory_uri(); ?>/style.css">
ヘッダーとフッターの呼び出し
get_header()やget_footer()は、ヘッダーやフッターを共通化して管理するために利用されます。これにより、テーマの管理が容易になります。
PHP-WordPress
<?php get_header(); ?>
<!-- コンテンツ部分 -->
<?php get_footer(); ?>
投稿情報の表示
the_title()やthe_content()などのタグを使うことで、投稿やページの内容をダイナミックに表示できます。これにより、投稿ごとに異なる情報を自動的に表示できます。
PHP-WordPress
<h1><?php the_title(); ?></h1>
<div><?php the_content(); ?></div>カテゴリとタグの表示
the_category()やthe_tags()を使うことで、投稿が属するカテゴリーやタグを簡単に表示できます。
PHP-WordPress
<p>カテゴリー: <?php the_category(', '); ?></p>
<p>タグ: <?php the_tags(); ?></p>ループ処理
WordPressでは、have_posts()とthe_post()を使用したループ処理が基本です。これにより、複数の投稿をリスト表示する際に使われます。
PHP-WordPress
<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>
<h2><?php the_title(); ?></h2>
<div><?php the_excerpt(); ?></div>
<?php endwhile; endif; ?>ページネーション
paginate_links()やprevious_post_link()などを使って、ページ送りのリンクを簡単に設置できます。
PHP-WordPress
<?php previous_post_link(); ?>
<?php next_post_link(); ?>
まとめ
テンプレートタグを使いこなすことで、WordPressテーマ開発は大幅に効率化されます。また、動的なコンテンツ管理やSEOにも効果的です。これらのタグを適切に使用し、サイトのパフォーマンス向上やユーザビリティの向上を図りましょう。