●目次
高速な開発体験を実現するViteと、UI構築に最適なReactを使って、開発の第一歩を踏み出しましょう!
このガイドでは、Macのターミナルを使って、React + Vite の開発環境を1から構築する手順を丁寧に解説します。
【1】ターミナルからプロジェクトを作成
【1-1】ターミナルを起動
Finderの「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」で開けます。
【1-2】デスクトップにプロジェクト用フォルダを作成
ターミナル
cd ~/Desktop
mkdir my-app
cd my-app
ここまでで、my-app/
という作業フォルダができました。
【2】ViteでReactプロジェクトを作成
【2-1】Viteを使ってReactプロジェクト生成
ターミナル
npm create vite@latest
- 対話形式でインストールを進める
- プロジェクト名を入力(例:front)
- フレームワークを選択:「React」
- バリアントを選択:「JavaScript」または「TypeScript」
ターミナル
npm create vite@latest
>>>>
(好みに合わせて選択)
✔ Project name: … (例)front
✔ Select a framework: › (例)React
✔ Select a variant: › (例)JavaScript
↓↓↓↓↓↓↓
ディレクトリ構成
my-app/
└── front/ # Vite + React プロジェクト
├── public/ # 静的ファイル(faviconなど)
│ └── vite.svg
│
├── src/ # ソースコード(コンポーネントなど)
│ ├── assets/ # 画像・スタイルなどのアセット
│ │ └── react.svg
│ ├── App.css # アプリ全体のスタイル
│ ├── App.jsx # メインコンポーネント
│ ├── main.jsx # エントリーポイント
│ └── index.css # ベーススタイル
│
├── .gitignore
├── index.html # エントリーHTML(publicではなくルートにある)
├── package.json # プロジェクト依存管理ファイル
├── package-lock.json
├── README.md
└── vite.config.js # Vite設定ファイル
【3】依存パッケージをインストール
プロジェクトフォルダに移動し、必要なパッケージをインストール。
ターミナル
cd front
npm install
ディレクトリ構成
my-app/
└── front/
├── node_modules/ ←⭐️ 新しく追加される!
│ ├── react/
│ ├── react-dom/
│ ├── vite/
│ └── ...(その他の依存パッケージ多数)
├── public/
│ └── vite.svg
├── src/
│ ├── assets/
│ │ └── react.svg
│ ├── App.css
│ ├── App.jsx
│ ├── index.css
│ └── main.jsx
├── .gitignore
├── index.html
├── package.json
├── package-lock.json ←⭐️ 自動生成 or 更新される
├── vite.config.js
└── README.md
【4】Vite開発サーバーの起動
【4-1】VSCodeでプロジェクトを起動
ルートプロジェクトに戻って
ターミナル
# my-appに戻る
cd ..
# VsCodeを開く
code .
【4-2】開発サーバーを起動
ターミナル
npm run dev
>>>
➜ Local: http://localhost:5173/
【4-3】ローカルサーバーで確認
コマンドが完了すると、ローカル開発サーバー(通常はhttp://localhost:5173
)が表示されます。
ブラウザでアクセスして動作を確認できます。
よくある初期カスタマイズ
ディレクトリ構成
my-app/
└── front/
├── node_modules/
├── public/
│ └── favicon.svg (削除予定)
├── src/
│ ├── assets/
│ ├── App.css (削除予定)
│ ├── App.jsx
│ ├── index.css
│ └── main.jsx
├── .gitignore
├── index.html
├── package.json
├── README.md
├── vite.config.js
└── yarn.lock または package-lock.json
まとめ
補足:package-lock.json
って何?
- インストールされたすべての依存ライブラリの正確なバージョン情報が保存されます。
- チーム開発や再現性を保つために重要なファイルです。
- Gitでは管理対象にしてOK!
ステップ | 内容 |
---|---|
【1】 | 作業ディレクトリ(my-app )の作成 |
【2】 | ViteでReactプロジェクト(front )を生成 |
【3】 | npm install で依存ライブラリをインストール |
【4】 | VSCodeで開発、npm run dev で開発サーバー起動 |
この流れを理解することで、今後のReact開発の基盤がしっかり整います!
次のステップとしては、ルーティングの追加などに進むと良いですよ。